GREETING

代表挨拶

　笹沼化成は、1986年に先代の社長が創業して以来、35年以上にわたり、プラスチック部品の射出成形を通して、機械製品・電化製品の進化と普及に携わる一方で、地域や自治体の寄付活動に協力し、社会に貢献するコミュニケーションを築いてきました。
　一口にプラスチック部品といっても様々ありますが、笹沼化成では、主に動作周りに関係する部分の製造を行っています。そこに機械があるとして、実際に動かすのは人間です。その手が触れる以上、安全かつ丈夫でなければいけません。複雑な配線や基盤を固定し、保護するための「側（がわ）」。そのための部品を、社内での徹底した品質管理に基づき、お客様に満足いただける品質保証を目標に、日々造り続けています。
　プラスチックには、環境負荷が付いて回ります。環境問題になれば、必ずといっていいほど取り上げられますが、プラスチックでしか作れない物があるのもまた、事実です。2022年に行ったSDGs宣言にある通り、製品廃棄の削減や材質の選定等、環境負荷軽減について考えながら、カーボンニュートラルに取り組んでいます。
　日に生産できる数には限りがあり、より効率良く円滑に業務を進めるためには、社内全体の協力と報連相が欠かせません。成形・検査の検定取得者増による技能と能力の向上に努めながら、新しいことに挑むチャレンジ精神を持ち続けること。それが、地域社会の発展にも繋がると、信じています。

代表取締役　笹沼初江